今回はオークス(優駿牝馬)2020予想:上積み十分デアリングタクト!追い切り・調教分析を中心とした記事を書いていきます。
桜花賞ではデアリングタクトが圧巻の勝ちっぷりを見せた事から圧倒的な人気に推されそうな今年のオークス。
2歳女王にして桜花賞2着のレシステンシアがNHKマイルカップに回ったことも1本被りの人気に拍車をかけそうです。
無敗の牝馬2冠馬が誕生すれば63年ぶり2頭目。
先日ヴィクトリアマイルでGⅠ・7勝目を挙げた現役最強馬アーモンドアイすら達成できなかった快挙を達成するのはこの馬になるのか。
とはいえ、過去10年で前走桜花賞組が7勝と抜けてはいますが、忘れな草賞3勝、フローラステークス組1勝となっており、別路線組も虎視眈々でしょう。
その筆頭が無敗のスイートピーステークス勝ち馬デゼルになってきそうです。
果たしてどの馬がオークス馬の称号を手にするか、追い切り・調教観点から検討していきます。

【オークス(優駿牝馬)2020予想】上積み十分デアリングタクト!追い切り・調教分析
まずは確定した枠順配置を確認しておきましょう。
オークス 枠順配置
1- 1 デゼル 牝3 レーン
1- 2 クラヴァシュドール 牝3 デムーロ
2- 3 アブレイズ 牝3 藤井勘一郎
2- 4 デアリングタクト 牝3 松山弘平
3- 5 ホウオウピースフル 牝3 内田博幸
3- 6 リアアメリア 牝3 川田将雅
4- 7 ウインマイティー 牝3 和田竜二
4- 8 スマイルカナ 牝3 柴田大知
5- 9 インターミッション 牝3 石川裕紀人
5-10 ミヤマザクラ 牝3 武豊
6-11 リリーピュアハート 牝3 福永祐一
6-12 マジックキャッスル 牝3 浜中俊
7-13 ウーマンズハート 牝3 藤岡康太
7-14 フィオリキアリ 牝3 田中勝春
7-15 チェーンオブラブ 牝3 石橋脩
8-16 ウインマリリン 牝3 横山典弘
8-17 マルターズディオサ 牝3 田辺裕信
8-18 サンクテュエール 牝3 ルメール
東京芝2400m
日本ダービーやジャパンカップなど日本を代表するGⅠが行われる舞台だけあって、真の実力が問われるタフなコース。
スピード、スタミナ、底力など総合力が問われるコースとなっています。
多頭数になると外枠はやや不利なコース形態。
最後の直線は約530m、加えて直線半ばで急坂を有するコースで、差し・追い込みが決まるコース。
末脚勝負になりやすく、スピード豊富でキレのある瞬発力を持つ馬が好走傾向にあります。
過去5年の好走馬の追い切り・調教から見る好走傾向まとめです。
2400mという距離から、やはりウッドコース仕上げが優勢傾向。
【栗東CW仕上げ】は「6ハロンの長め」を追われていることが重要ポイント。
厩舎の勝負パターンなら4ハロン追いでもOKというイメージで。
【栗東坂路仕上げの】人気馬は信頼度が低くなっています。
評価を上げるなら人気がない方というイメージで。
【美南W仕上げ】は「5ハロン以上の長め」を追われていることがポイントとなっています。
このレースの追い切りポイントとしては栗東・美浦問わずいかにウッドコースの長めを追われているか、というところになります。
それでは、有力各馬の最終追い切り・調教を考察していきます。
【デゼル】
《1週前追い切り》
助手 栗CW 重 82.3 66.5 51.9 37.4 11.7【6】一杯
ヒュッゲ(3歳オープン)1.3秒追走0.7秒先着
《最終追い切り》
助手 栗坂 良 54.2 39.4 25.7 12.6 強め
追い切り考察
初戦は〝1週前栗東芝追い⇒最終栗東CW仕上げ〟、2戦目は〝1週前栗東CW追い⇒最終栗東坂路仕上げ〟という追い切りパターンを踏まれていました。
そんな中、今走は〝1週前栗東CW追い⇒最終栗東坂路仕上げ〟という追い切りパターンを踏んできました。
前走と同じパターンで間隔が詰まる中、輸送があるにもかかわらずしっかり負荷を掛けられているのは好印象です。
後は当日の馬体重が減りすぎていなければ調整は順調であったという事でしょう。
追い切りからは上々という評価です。
【クラヴァシュドール】
《1週前追い切り》
デムーロ 栗CW 良 83.2 67.1 52.4 38.4 11.9【7】馬なり
ルモンド(古馬1勝)0.8秒追走同入
《最終追い切り》
助手 栗CW 良 86.8 70.5 54.9 39.8 11.7【8】馬なり
追い切り考察
初戦は〝1週前栗東芝追い⇒最終栗東CW仕上げ〟。
2戦目のサウジアラビアロイヤルカップでは坂路中心に中間に栗東CWを挟む調整で〝1週前栗東坂路追い⇒最終栗東坂路仕上げ〟という追い切りパターン。
3戦目の阪神JFは〝1週前栗東CW追い⇒最終栗東坂路仕上げ〟という追い切りパターン。
4戦目のチューリップ賞は栗東CW中心に中間に栗東坂路を挟む調整で〝1週前栗東CW追い⇒最終栗東CW仕上げ〟という追い切りパターンを踏んでいました。
5戦目の桜花賞は〝1週前栗東CW追い⇒最終栗東CW仕上げ〟という追い切りパターンを踏んできました。
6戦目の今回は引き続き〝1週前栗東CW追い⇒最終栗東CW仕上げ〟という追い切りパターンを踏んできました。
さらに中内田厩舎という事で、追い切りパターンからどれが良いとも言い切れないのが難しいところです。
阪神JFの栗東CW追いでは終いだけを伸ばして1F11.2秒という猛時計を記録した事もあります。
今走は2週連続ラスト1F11秒台を記録していますが、この馬とすると特筆すべきところではない印象も受けます。
そういう面を踏まえると追い切りの水準が特に高いという訳でもないですし、良くも悪くもこの馬なりという印象です。
【デアリングタクト】
《1週前追い切り》
松山 栗CW 良 81.5 65.8 51.4 38.0 11.9【8】馬なり
《最終追い切り》
松山 栗坂 良 55.0 40.1 26. 12.8 馬なり
追い切り考察
今走は〝1週前栗東CW追い⇒最終栗東坂路仕上げ〟という追い切りパターンを踏んできました。
杉山厩舎といえばケイティブレイブに代表されるようにこの追い切りパターンが勝負パターンとなっており、この馬自身エルフィンステークス1着⇒桜花賞1着と同じパターンとなっています。
これは素直に買える追い切りパターンという印象です。
前走は、1週前追い切りの併せ馬で格下馬相手に遅れを見せおり、絶好調手前という印象でした。
そこから考えると、併せ馬こそ行われていないものの1週前の栗東CWは時計を詰めてきており、上積みは感じられます。
追い切りの水準から見てもまだまだ成長の余地は感じられるものの、今できる最高の追い切りはできた印象です。
【リアアメリア】
《1週前追い切り》
助手 栗坂 良 54.0 38.7 25.2 12.5馬なり
《最終追い切り》
助手 栗CW 良 52.2 38.2 11.8【8】直強め
追い切り考察
初戦新馬戦1着は〝1週前栗東芝追い⇒最終栗東CW仕上げ〟という追い切りパターン。
2走目のアルテミスステークス1着は〝1週前栗東CW追い⇒最終栗東芝仕上げ〟。
3戦目阪神JF6着は〝1週前栗東CW追い⇒最終栗東CW仕上げ〟。
4戦目桜花賞10着は〝1週前栗東CW追い⇒最終栗東CW仕上げ〟という追い切りパターンを踏んでいました。
初戦からの2連勝は、いずれも中内田厩舎の勝負パターン『芝』を使われていました。
今回は中間に栗東芝追いはなく、〝1週前栗東坂路追い⇒最終栗東CW仕上げ〟という追い切りパターンになっています。
その中で日曜に栗東CWを挟むパターン。
2歳時は大器と言われましたが、近走は結果を残せていません。
そこから厩舎としても立て直しを図る為に色々と探っている段階という印象は拭えないチグハグな追い切りとなっています。
追い切りの水準としては前走の桜花賞がハイレベルであったので今回はそれ以上にも見えません。
追い切りからは評価を落として考えたい一頭です。
【ミヤマザクラ】
《1週前追い切り》
武豊 栗CW 良 83.3 67.4 52.3 37.8 11.7【8】馬なり
サトノシリウス(古馬2勝)0.8秒追走0.6秒先着
《最終追い切り》
岩田望 栗坂 良 56.3 39.5 25.1 12.2 馬なり
リシュブール(古馬2勝)0.5秒追走0.3秒先着
追い切り考察
前走と同じく〝1週前栗東CW追い⇒最終栗東坂路仕上げ〟という追い切りパターンを踏んできました。
藤原厩舎で追い切りパターンとしてはこれでOK。
外厩はノーザンFしがらきで乗り込まれています。
ただし、これまでと比べると間隔が詰まる事もあって追い切り本数が少ない事が気になります。
これまでは本追い切りの間にもしっかりと軽めの調整を挟むのがデフォルトパターンでした。
水準で見ても元々が高かったという事もあり、それと比べると多少見劣る面も。
追い切りからは前走からの上積みがさほど感じず、平行線というイメージです。
【サンクテュエール】
《1週前追い切り》
杉原 美南W 良 キリ 13.1 馬なり
《最終追い切り》
北村宏 美南W 重 57.9 42.0 12.8【4】馬なり
アルファウェーヴ(3歳1勝)0.4秒追走同入
追い切り考察
今走は〝1週前美南W追い⇒最終美南W仕上げ〟という追い切りパターンを踏んできました。
藤沢和雄厩舎といえば『美南W+併せ馬+馬なり調整』というのがデフォルトパターンとなっており、厩舎なりの追い切りパターンを消化してきました。
しかし、併せ馬の本数1本とこれまでと比べて明らかに少なくなっています。
中間ノーザンF天栄を挟んでいるものの、間隔が詰まるのでここでしっかりとした調整を消化出来たとも思えません。
元々馬なり調整が中心の藤沢和雄厩舎とはいえ、追い切りの水準もこれまでと比べて最も軽くなっているのも気になるところです。
ノーザンF天栄+藤沢和雄厩舎+ルメール騎手という王道パターンなら押さえは必要も、前走以上のデキには見えない印象です。
オークス2020 最終見解
追い切りの水準を前走から上げてきてるデアリングタクト。
これを考えると軸はこの馬でいいかもしれませんね。
それでは最後に狙いたい穴馬をランキングに載せておきます。
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《1週前追い切り》
田辺 美南W 良 66.7 52.3 38.6 12.1【8】馬なり
インターミッション(3歳オープン)1.0秒追走0.2秒遅れ
《最終追い切り》
嶋田 美南W 重 68.1 53.1 39.3 11.8【9】G前仕掛け
ウインマリリン(3歳オープン)0.2秒先行同入
追い切り考察
今走は〝1週前美南W追い⇒最終美南W仕上げ〟という追い切りパターンを踏んできました。
これまでの最終追い切りは美浦坂路orポリトラックで締めくくっていました。
今回は自身初めて美南Wでフィニッシュ。
手塚厩舎は美南Pを美南Wの代用と考えている節があり、最終追い切りで負荷を掛ける事をあまりしてきません。
そんな中、ここで初めてウッドコースで締めるという事はここに全力投球という雰囲気を感じます。
そして、最終追い切りジョッキー騎乗というのも注目ポイント。
手塚厩舎は勝負気配高めの時は最終追い切りでジョッキーを騎乗させてきます。
新馬・1勝クラスの勝利はジョッキー騎乗。
そして阪神JF2着時もジョッキー騎乗での好走でした。
美南W5F追いというのも好走傾向に合致しますし、これらの事を踏まえて穴として魅力的な一頭と考えます。
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