今回はマイルCS南部杯2020予想:追い切り・調教分析~最終見解を中心とした記事を書いていきます。
10/12(月) 盛岡競馬11R 17:30発走
盛岡競馬場ダート1600mで行なわれるJpnⅠ戦になります。
秋になって最初のダートの大一番:マイルチャンピオンシップ南部杯。
現在あるレースの中でも屈指のリピーターレースで、近20年でもこのレースを連覇した馬は5頭に上ります。
今年も昨年の勝ち馬サンライズノヴァが出走してくるとあって注目が集まります。
その他、ダートGⅠ馬がズラリと並び、JpnⅠにふさわしいハイレベルなメンバーが顔をそろえました。
秋最初のダートの大一番:マイルCS南部杯を追い切り・調教から検討していきます。

【マイルCS南部杯2020予想】追い切り・調教分析~最終見解
まずは確定した枠順配置を確認しておきましょう。
マイルCS南部杯 枠順配置
1- 1リンクスゼロ 牡6 関本玲花 笠松
1- 2モジアナフレイバー 牡5 繁田健一 大井
2- 3インティ 牡6 戸崎圭太 栗東
2- 4イダペガサス 牡5 赤岡修次 北海道
3- 5モズアスコット 牡6 横山武史 栗東
3- 6ナラ 牝4 深澤杏花 笠松
4- 7スカイサーベル 牡6 高橋悠里 岩手
4- 8パンプキンズ 牡4 岩本怜 岩手
5- 9ワンダーリーデル 牡7 横山典弘 栗東
5-10キタノイットウセイ 牡10池田敏樹 笠松
6-11サンライズノヴァ 牡6 松若風馬 栗東
6-12モンサンルリアン 牡6 坂口裕一 岩手
7-13ヒガシウィルウィン 牡6 山本聡哉 岩手
7-14アルクトス 牡5 田辺裕信 美浦
8-15ワイドファラオ 牡4 福永祐一 栗東
8-16ゴールドドリーム 牡7 ルメール 栗東
盛岡ダート1600m
盛岡競馬場は地方競馬では唯一の芝コースがある競馬場としても有名ですね。
盛岡ダートコースは非常に特殊なコースとなっており、1周距離1600m・最大高低差4.4m・最後の直線は300mです。
この最大高低差4.4mというのは地方競馬で最大となっています。
ダート1600mは2コーナーポケット地点の奥からスタートするコースで、最初のコーナーまでの距離が長いので枠順による有利不利は少ないコースです。
スタートしてから3コーナーに差し掛かるまで上り坂が続き、一度下った後、再度直線に坂が待ち構えるので距離以上にタフなコースとなっています。
1600mという距離以上のスタミナが必要なコースで、先行馬が最後の直線でスタミナ切れを起こすこともしばしば。
3コーナーから4コーナーにかけての下り坂を利しての捲り差しも決まりやすいコースで、差し馬も狙えるコースとなっています。
ただし、この南部杯に限ってはJRA勢と地方馬の能力差が大きいのでこのコース特徴はあまりあてにならず、4コーナーで先団に取り付ける馬が圧倒的に有利となっています。
それでは、有力各馬の最終追い切り・調教を考察していきます。
【モジアナフレイバー】
《1週前追い切り》
ナシ
《最終追い切り》
ナシ
追い切り考察
前走が9/29出走ですので実質連闘。
輸送もあるので追い切り情報はありません。
前走の追い切りはこの馬としては明らかに軽めで、余裕残しの一戦。
その為、一叩きした上積みはあるでしょう。
ただ連闘というのが良い方に転ぶかは未知数ですね。
【ヒガシウィルウィン】
《1週前追い切り》
水沢 良 50.5 37.7 12.2【3】馬なり
《最終追い切り》
水沢 良 49.5 37.3 12.6【6】一杯
追い切り考察
2走前から岩手に移籍。
そこからの追い切り情報がないので追い切りからは何とも言えないというのが正直なところ。
元々3歳時に東京ダービー・ジャパンダートダービーを制しており、能力は確か。
盛岡移籍後はここでは力が違うという勝ち方を披露しており、能力的にはまだまだ南関東レベル。
移籍前は崩れる事も多かったですが、経験している舞台に地元ジョッキーという利を活かせれば大穴に。
【ワンダーリーデル】
《1週前追い切り》
助手 栗坂 良 52.3 37.9 25.5 13.4 一杯
《最終追い切り》
助手 栗坂 重 53.7 38.7 25.5 12.8 一杯
追い切り考察
いつも通り栗東坂路中心の追い切りを消化してきました。
全体時計は出る馬でラスト1Fでラップを落とすというのがこの馬の特徴となっています。
好走には4F52秒台が必須というイメージです。
今回は好走必要な水準はクリアしてきました。
とはいえ、唯一の重賞制覇・武蔵野ステークスでは4F50.9秒~1F13.1秒の好時計を叩いていました。
これの水準には見劣る中で、JpnⅠというところではこの馬としては厳しい戦いになりそうです。
【ワイドファラオ】
《1週前追い切り》
福永 栗CW 良 80.8 64.9 50.9 37.6 12.8【5】一杯
《最終追い切り》
助手 栗坂 重 55.2 39.9 25.8 12.8 馬なり
追い切り考察
栗東CWと栗東坂路の併用で調整されるこの馬なりの追い切りパターンを踏んでいます。
今回は〝1週前栗東坂路追い⇒最終栗東坂路仕上げ〟という追い切りパターンを踏まれました。
近走は一貫してこの追い切りパターンを踏まれており、パターンからは不安ありません。
以前は併せ馬をこなして馬を作っていましたが、年を重ねて以降は単走で淡々と乗り込まれています。
今回も単走のみで1週前までにビッシリ負荷を掛けられて最後は流す程度の追い切り。
これは仕上がっているからこそでしょう。
【インティ】
《1週前追い切り》
助手 栗CW 良 84.2 67.6 52.6 38.7 12.2【4】末強め
《最終追い切り》
助手 栗坂 良 52.1 38.7 25.9 13.2 一杯
追い切り考察
前走後は9/6から乗り込みを開始し、total10本の追い切りを消化しており、調整過程は順調そのものといった雰囲気です。
今走は〝1週前栗東CW追い⇒最終栗東坂路仕上げ〟でレースに臨むことになりました。
この追い切りパターンではチャンピオンズカップ3着・東海ステークス1着・かしわ記念2着という成績を残しています。
この馬としてはこのパターンが最も良いように感じます。
懸念材料としては・・・・・・・・・・
【モズアスコット】
《1週前追い切り》
坂井瑠 栗坂 50.4 36.7 24.2 12.3 一杯
ダウゼントシェーン(2歳未勝利)2.5秒追走クビ先着
《最終追い切り》
横山武 栗坂 重 52.2 37.9 25.0 12.7 馬なり
バーンフライ(古馬3勝)0.7秒追走クビ先着
追い切り考察
これまで通り坂路中心の追い切り過程。
現役屈指の坂路番長で、時計はバンバン出せる馬。
というわけで、好時計=仕上がり万全という事ではないので注意が必要です。
今回もいつもと変わらず、好時計を記録。
ラップ推移としては、
1週前追い切り13.7-12.5-11.9-12.3
最終追い切り14.3-12.9-12.3-12.7
1週前追い切りの・・・・・・・・・・
【サインライズノヴァ】
《1週前追い切り》
助手 栗坂 良 53.3 38.7 25.1 12.6 一杯
ダンビュライト(古馬オープン)0.2秒遅れ
《最終追い切り》
松若 栗坂 良 52.9 38.6 25.0 12.6 一杯
ダンビュライト(古馬オープン)アタマ遅れ
追い切り考察
これまで通り坂路中心の追い切り過程を踏んでいます。
音無厩舎所属馬らしく中間もしっかり負荷を掛けられており、時計もしっかり出されています。
この馬としては元々3F目が最速になるラップを踏んで4F目に時計を要す、というのが追い切りパターンになっています。
今回はまさにその追い切りパターンとなっており、
1週前追い切り14.6-13.6-12.5-12.6
最終追い切り14.3-13.6-12.4-12.6
というラップ推移の追い切りを消化しました。
順調さはうかがえます。
気になるのは・・・・・・・・・・
【アルクトス】
《1週前追い切り》
原田和 美南W 稍 66.7 51.6 38.4 12.1【8】直一杯
ソロフレーズ(古馬オープン)0.4秒追走同入
《最終追い切り》
田辺 美坂 稍 50.7 36.8 24.6 12.7 馬なり
ソロフレーズ(古馬オープン)0.7秒追走同入
追い切り考察
1週前追い切りで美南Wを使って最終追い切りで美浦坂路を使うという追い切りパターンを踏まれました。
これまでダートを使われたり、ポリトラックを使われたりと一貫性のない追い切りパターンを使われており、今回もこれが初めてのパターンになります。
基本的にはパターンとしては推せないものですが、この馬は様々なパターンを使われており、追い切り水準が大切な馬。
水準が高いと好走率が高くなっており、そこを気にしてみるポイントになります。
そういう目で見ると今回の追い切りは・・・・・・・・・・
【ゴールドドリーム】
《1週前追い切り》
藤懸 栗CW 良 78.7 63.6 49.8 37.0 12.6【5】一杯
《最終追い切り》
藤懸 栗坂 重 53.9 38.1 24.5 12.3 末強め
追い切り考察
近走はプールと栗東CWと坂路の併用で調整を進めてられています。
プールでの調整を取り入れた4歳秋のチャンピオンズカップで馬が覚醒しており、このプール調整は馬にとって良いリフレッシュ効果となっている印象を受けていました。
この時期から追い切り水準も一気に上げてきており、毎度水準は高くなっています。
しかし、それに陰りが見え始めたのが昨秋。
そこからそれまで続けていた連対連続記録が途切れており、能力の衰えも懸念せざるを得ないものとなっています。
今回の追い切りは・・・・・・・・・・
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マイルCS南部杯2020 最終見解
モジアナフレイバー
インティ
モズアスコット
ワンダーリーデル
サンライズノヴァ
ヒガシウィルウィン
アルクトス
ワイドファラオ
ゴールドドリーム
実質この9頭立ての一戦でしょう。
過去10年1人気が【5-4-1-0】と崩れ知らずというところではどの馬が1人気になるかにも注目ですね。
これらを踏まえての~最終見解~
『追い切り分析完全版』+『地方版追い切り分析表』

「買い」か「ダメ」か「普通」の3段階評価を多方面から分析している表になります。
追い切り水準・好走パターン・能力値から狙える馬をピックアップしています。
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3人気2デルマルーヴル
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